2009年7月24日金曜日

鉾流神事

7/24午前9時より天神祭の幕開けとなる鉾流神事が

西天満の天満警察署前(旧若松浜)で斉行されました。



鉾流神事は天暦5年(西暦951年)に始まったと伝えられています。

これは社頭の浜から神鉾を流し、その漂着した地を斎場と定めて

そこに神様をお迎えする神事です。



鉾流しの出番を待つ船と船頭さん。




神事の始まりです。天満宮から神主さん、巫女さん、町内会の

役員等々多くの人が参列して執り行われます。









巫女さんによるお祓い。



毎年西天満小学校の生徒の中から神童が選ばれ、鉾流神事の

主役となります。




玉串奉奠




いよいよ鉾流しの開始、一番に船に乗った神童は

心なしか不安そうに見えます。




全員が船に乗りいよいよ出発です。

薦にまかれているのは「ひとがた」です。

ひとがたとは紙で造った人形の形をしており、自らの体を撫で、

息を吹きかけて罪・穢れをこのひとがたに移します。

この作法を行ったあと回収されたひとがたを薦に包んで川に流します。





4人を載せた船は川の中央まできました。




いよいよ薦を川に流します。








神童・神官の手を離れて薦は堂島川の流れに任せて下流へと
向かいました。













鉾流神事が終わったところでドンドコ船が太鼓を叩いて
景気づけをします。


神事も無事終わりここから天満宮まで行列が続きます。


























これでお宮入りをすれば鉾流神事はおしまい。
次は午後4時からドンドコ船の宮入です。

天神祭前夜祭

恒例の天神祭前夜祭が7/23夕刻OBPにて開催された。
ガラス越しに見えるのは大阪城天守閣



本番さながらに神事から始まる。


















神事が無事終了したところで「天神踊り」








続いて太鼓中による「催し太鼓」







明日の本番を控えて「願人」のバチさばきにも力が入る。




大阪府無形民俗文化財の太鼓中の「からうす」
からうすとは太鼓台の下に丸太棒をしいてシーソーのように大きく
揺らしながら太鼓を叩く豪快な技。
太鼓に乗っている人は落とされまいと必死につかまり、足を
踏ん張りながら太鼓を叩く。




催し太鼓の次は「龍踊り」、龍が天に昇っていく様を
踊りで表す。
鐘と太鼓に合わせて踊る様は圧巻、今年は子供も
飛び入り参加。








続いて傘踊り、傘を回しながらリズミカルに踊る光景に目を
奪われてしまう。


小さな子供も必死の演技。


獅子舞の踊りで前夜祭のプログラムは終了。
さあ、明日は宵宮、前夜祭で見た踊り、太鼓が天満宮界隈で
夕刻より見ることが出来る。
興味のある人は7/24午後4時大阪天満宮へ集合!















2009年7月22日水曜日

日食

46年ぶりの日食と前宣伝が行き届いた今日の天体ショー
空を見上げれば生憎の曇り空
それでも、もしかしたら晴れるかと思い木漏れ日に見える
欠けた太陽を写そうと南天満公園へと行った。

しかし、空一面を覆った雲で太陽は全く見えない。
用意周到に日食グラスまで制作したのになんてことだ・・・・

と思いながら大川を見ると「ゴン子」が剣先公園にいるのを発見、
急遽日食観察からバードウオッチングに変更!
アオサギのゴン子を観察することにした。

カメラを構えていると一瞬飛び上がり水面を目指したかと思うと
直ぐに陸地に着地、このときには大きな魚を捕獲していた。
お見事!!パチパチ(写真をクリックかると拡大出来ます)




時折雲が薄らいで太陽の光が見えだした。
よくよく見るとすでに太陽は欠け始めていた。
曇っているので肉眼で観察できるのが幸いであった。


11:08頃 欠けていた太陽が顔を出し始めた。


11:18頃


11:22頃


ここからはどんどんと眩しくなってくるので撮影は終了。

2009年7月21日火曜日

天神祭は明後日

待ちに待った天神祭が明後日に迫ってきました。

7/23に天神橋筋商店街を「ギャル御輿」が練り歩き
14:55頃に宮入りします。
昔ギャルも本物ギャルも入り交じり元気いっぱいの姿が見られます。

天神祭を見られたことがない人のために昨年までの写真を
公開します。





7/24は午前8時50分より鉾流し神事が開催されます。
祭りの無事を祈って祭礼の後ボートに乗り氏子の願いを書いた紙を
菰に包んで堂島川に流されます。



ボートに乗り込むのを待っている船頭さん。



神主さん、神童が乗り込んで鉾流しの始まりです。




天満宮の前はご覧の通り人で溢れています。




7/25の陸渡御の行列です。氏地を回った後、天神橋から
ご神体は船に乗り船渡御が始まります。



催し太鼓の勇ましい姿です。



行列を一目見ようと二階の窓からカメラを構えている人もいます。

このようなお祭りがまもなく開始されます。
まだ見られたことのない人は是非ご覧ください。
今年は宵宮が7/24(金)、本宮が7/25(土)と絶好のチャンスです。
2日間で多い年には130万人が集まる天神祭、乞!ご期待

天神祭の詳細についてはここをクリック

2009年7月11日土曜日

朝顔が咲き始めました

地球温暖化防止に協力しようと窓辺に直接太陽光が降り注ぐのを
避けるため、今年は朝顔の棚を造りました。
その朝顔が数日前から咲いています。
これで部屋の温度上昇が少しでも抑えることが出来れば
一石二鳥なのですが・・・

















ベランダの手すりと窓の間に(ベランダの幅一杯に)
ネットを張りそこに蔓を絡ませている。
窓に映っている高層建物は北浜タワー(54階建て)

2009年7月8日水曜日

平成OSAKA天の川伝説

七夕の夜、空を見上げれば天の川を見て宇宙の神秘に
憧れをもてたのはいつ頃までだったのでしょうか。
今では空気が汚れ又、ネオンの色にかき消されて都会では
天の川を見ることができません。

その天の川を地上で実現しようとの試みが昨日七夕の日に
行われました。
場所は大阪市の北区と中央区を流れる大川、
川崎橋から放流された2万個の星(LEDの入ったボール)
が川の流れに身を任せ下流へと流れていきます。
青と白の光を放つボールを星に見立てて、橋の上から、
建物の屋上からあるいは川の岸辺から見物客は思い思いの場所で
擬似天の川を鑑賞しました。
衛星から地球星日本国大阪府大阪市を見れば天の川に見えたことでしょう。
もしかして宇宙人は天の川発見とニュースで流しているかも・・・




土佐堀川を流れていく星の数々


星をかき分けて遊覧船が通ります
天の川の鑑賞が終わると見物客は天満宮へと押し寄せます。
こちらは恒例の七夕祭り、7つの茅の輪をくぐりそれぞれの
願いが成就するように祈ります。













大願成就を願う人が後を断たず長い行列が続いていました。
さあ、明日からは天神祭の準備だ!

2009年7月6日月曜日

なにを食べたらいいの?






最近読んだ本の紹介です。
タイトルが「なにを食べたらいいの?」
新潮社から出ています。
著者は食品添加物を造っている会社の研究員、
ある日自分の娘が食べている肉団子を見て翌日会社に辞表を提出したそうだ。
加工食品には多くの添加物が使われている。
添加物は国の定めた基準に沿って製造されており、それを加工食品に添加しているだけだから
安全性には何も問題がない。


添加物の働きは
①安い
②簡単
③便利
④美しい
⑤美味しい
こんな便利な物を使わない手はない。
筆者は①~⑤の魅力に囚われ食べ過ぎることに警告を発している。
例えば塩分の摂取量は成人男子で10g/日であるがカップヌードルを
1個食べるとこの量をオーバーしてしまう。
脂肪、カロリーも取りすぎになってしまう。
これらを食品を具体例で説明しているのでわかりやすい本である。

興味ある方は是非ご一読を!