大きな木の樽がいくつも並び土蔵とともに写真のモチーフとしてよく撮影に行ったものだった
しかし、それらは年月を経ていくにつれ各酒造会社の栄枯盛衰、さらに決定的な阪神淡路大震災
の影響で酒造りの街はすっかり様変わりした
50年ぶりに訪れた灘五郷はすっかりリニーュアルされ昔の面影は微塵も感じられなかった
しかし、それぞれの会社は復興し新しい建物の中で各々のブランドを守り酒造りに励んでおられる
残念ながら写真のモチーフとしては歴史を感じさせないのでイマイチというところだ
阪神電車の大石駅で降りて沢の鶴資料館に向かった
資料館の入り口
宮水を汲み上げる井戸が再現してある
資料館の中は酒造りの行程にしたがって
道具が展示されている
出来た酒を樽回船で江戸に出荷
その船の模型が展示されている
建物の概観の一部
道路から資料館を土塀越しに見たところ
各酒造メーカーは遊歩道を歩いていけば
次々と巡っていけるようになっている
また、資料館を併設しているところで酒の試飲コーナーがあり
酒好きの人にとっては魅力的な散策コースである