2010年5月1日土曜日

香雪美術館 堀文子展


阪急神戸線御影駅から徒歩5分のところに
香雪美術館がある。
今、堀文子展が開催中である(5/5迄)
桜の花見で疲れた体を癒すために、ここを訪れた。

「花の画家」とも言われる氏は色彩豊かな花や風景を多く描いている。
多くの作品の中で擬人的に描かれた「月と猫」という作品が
印象深かった。

美術館入り口の案内


震災後に整備された付近一帯に以前の面影はない

展示室は撮影禁止につき庭園の様子を見て頂こう

















「月と猫」

パンフレットからスキャナーで取り込んだもの

ゴールデンウィークで暇をもてあまして
いる人は絵画の鑑賞は如何でしょうか

2010年4月25日日曜日

星空コンサート

今年で5回目となる大阪フィルハーモニーの星空コンサートが
大阪城西の丸庭園で開催された。
心配だった空模様は夕方から晴れてきて一安心、昨年は時折
激しい雨が降る中で開催されたことと比べれば天と地の差である。
しかし、今宵は寒かった。
その寒さにめげず大フィルのメンバーは熱演をしてくれた。



夕方5時頃、太陽が西に傾いてきた頃、白い曇が浮かぶ
大空に大阪城天守閣は西日に照らされ輝いていた


鯉のぼりが強い風に煽られている



花壇はクリサンセマムが満開の花を見せていた


陽が沈みかけた頃気温が徐々に下がってくるのが感じられ


月も徐々に輝きを増してきた


6時30分楽団員が持ち場につき


大植音楽監督が出てきていよいよコンサートの開始


オープニング曲は「ルスランとリュドミラ」

続いて
「ウイーンの森の物語」

「ダッタン人の踊り」

が終わって次はゲスト奏者出演

今年のゲストは相愛中学1年生の芝内もゆるさん
演奏曲目は「ツィゴネルワイゼン」


握手をして迎えられるゲスト


演奏者を優しく見つめ指揮をする大植さん








演奏が終わり万雷の拍手の後はトークセッション


そして突然お馴染みのテーマソングと共に
大植さん扮する中村主水が現れた

先日逝去された藤田まことさんを偲んで
今年は中村主水ならぬ大植主水、本来は
「てなもんや三度笠」の予定であったがテーマソングの楽譜が
ないので、楽譜が入手できた「必殺仕事人」となったそうだ。





ヴィオラ奏者の岩井英樹さん扮する悪人と殺陣








悪は滅びる、主水してやったり
岩井さんの赤いきれは血が飛び散っているところ



チャンバラのスライドショーは以下をクリックしてお楽しみください。
見ながら演奏をしている楽団員の表情が皆笑っています。


チャンバラが一件落着したところで

J.ウイアムス 映画「ジュラシックパーク」のテーマソング

ホルスト組曲「惑星」より火星が演奏された。


名曲を聴き名場面を見ている間に日はとっぷりと暮れ
ライトアップされた天守閣から秀吉が「余は満足じゃ」
と言っているのが聞こえてきそうな今宵のコンサート
もいよいよ最後の曲となった

お馴染みのチャイコフスキー作曲の「1812年」

共演として
大阪府立淀川工科高校吹奏楽部
近畿大学吹奏楽部
箕面自由学園高校吹奏楽部
明浄学園高校吹奏楽部






右端の白い服を着ている人は淀川工科高校吹奏楽部顧問の
丸谷明夫さんで今宵の吹奏楽の指揮をされた


白煙を放つ大砲


演奏中の吹奏楽部の皆さん

プログラムが終わりアンコール曲として「ウイリアムテル」
指揮を途中でおっぽり出して大植さんはあらぬ方向へ

しばらくして平松大阪市長を呼んできて指揮を依頼
平松市長は調子に乗って名(?)指揮振りを披露






無事指揮が終わって平松市長のトークショー



このあと恒例の「夕やけこやけ」「七つの子」「ふるさと」
を全員で合唱して今年の星空コンサートが終了した。

市長より大阪クラシック開催のアナウンスがあり大拍手

期間は9/5~9/11 乞う!ご期待



鯉のぼり

もうすぐ端午の節句、郊外へ行くとあちこちで鯉のほりが
見られる時期になった。
阪急宝塚線の池田市と川西市の境を流れる猪名川、
車窓から見ていると鯉のぼりが両岸に亘って泳いでいるのが
見えたので撮影に行った。

河川公園は子供の良い遊び場所だ
水量が少ないと両岸を結ぶ置き石を
歩いて対岸へ行ける





鉄橋を通る電車は阪急宝塚線
向こうに見える山は五月山











西国第二十四番札所 中山寺

久しぶりに中山寺へ行った。
相変わらず安産の祈祷で賑わっていた。
18日は御本尊御開扉の日で朝からご祈祷を受ける人で
大にぎわいであった。
境内にはまだ桜が花を付けていて今シーズン最後の花見
になった。



山門


山門左右の金剛力士像
木漆だったが古くなってきたので塗装されたようだ


足の病気の人が快癒祈願に草履を吊している


山門を潜り最初の階段を上った所から
山門を見る


鐘楼堂横には散り始めの桜があった






水掛地蔵


本堂裏側





震災後に再建されたピカピカの本堂


右奥の塔は大願塔


新しい瓦に太陽が当たり美しく輝いている


境内を奥まで進と星の広場に出る


落下盛んな桜


桜に変わり躑躅が咲いている


向こうの山は甲山


まもなく藤が咲きそう





大願塔を通して町並みを見る

殆どの建物が再建されており古刹とは言い難いが
そこは伝統ある中山寺、参拝に訪れる人を見れば
ピカピカの建物も御利益を一杯戴けるに違いない