2013年5月18日土曜日

圓通寺

洛北幡枝の地にひっそりと佇む寺
借景の庭が素晴らしい
庭園は比叡山を借景にした枯山水庭園
春はモミジの新芽、秋は紅葉と比叡山が織りなす
風景はこの世の極楽浄土の感かある

山門
 

山門を潜ったところのモミジ
赤いプロペラの根本に種が付いている



鐘楼
 

土間から見た鐘楼
 

 庭園 遠くに見える山が比叡山


 
 
 
 

 
 

 
 

 
 

 
 


2013年5月17日金曜日

深泥池


京都府の深泥池には、氷河期から生き残りとされる生物が生息しており、
動植物すべてが国の天然記念物に指定されている
そんな池であるが、怪談話でもよく知られている
それは「タクシー怪談」と言われている話で、あるタクシードライバーが
載せた客の女性が目的地近くまでくると消えてしまって、
後部座席がグッショリと濡れているという、もはや定番中の定番の怪談

いずれにせよ池の殆どが水草に覆われ水面が見えるのはごく僅かで
雰囲気的には怪談話が似合う場所である

府道40号線と103号線の交差点付近から見た深泥池 


夏には蓮の花が水面をピンクに染めるのだろう
 

杜若が咲いていた
 

 
 

 
 

 
黄色の杜若

 
 

京都博愛会病院側から見た池




2013年5月16日木曜日

大田神社

上賀茂神社から東へ徒歩15分ほどの所に
大田神社がある
今、神社の前の池で杜若が満開だ
自然の沼地に約2万株が美の競演を繰り広げている

 


 
 
 
 
鳥居の手前右側に杜若が群生している




 






 
 

 
 

 
 

 
 




 
 

 
 




 
 




 




 
 

 
 










上賀茂散策

京都市営地下鉄北山駅を降りて北へ坂道を登っていくと
T字路になりこのような標識が目に入ってくる

 
上賀茂神社の方向に進路をとりしばらくすると
竹で造られた長い塀が目に入る
片側は山、反対側は竹林、昼間と言えども人通りもなく
この時期の散策にはうってつけである
歌人ならば一句浮かんで来るのだろうが
鈍才の筆者にはその素養がない
しかし、風にゆられてハラハラと舞う竹の葉、
時折聞こえるメジロの囀り
空を見上げれば雲一つない快晴
自然のありがたさがしみじみと感じられる
 
 


歩いていくと竹塀に飛騨高史家の看板

江戸時代末期の建造物で、元々飛騨高山にあった庄屋屋敷
総坪数150坪、欅の一枚板を使った玄関等、ふんだんに木材
の使われた飛騨高山ならではの 建築物だそうだ


50名までの宴会・会議等に使われているそうだ
 

 
 

 
 

 高史家から更に歩いていくと翠風閣なる建物があった
 
孝明・明治両帝の御殿医、福井貞憲が明治13年に
建造した数寄屋風講堂造りの茶室茶室だそうだ

手すきガラスの窓、屋久杉を天井に使用した 内装、
青銅の鳳凰を冠した屋根等、気品と風格を備えた茶室
京都・小松原より昭和45年に移築された
ここより遥か京都市内が一望でき、真南に京都タワー、
東に大文字、西に衣笠山が望めるそうだ

 
 

 
 

表札には大田山荘
 


緑の新芽に混じってモミジの赤い葉、正に紅一点だ