2011年11月19日土曜日

武家と能

肥後松井家の名品展が京都相国寺の承天閣美術館で開催中である
安土桃山時代から明治に到るまでの松井家に伝わる秘宝の一挙公開である
書状・掛け軸・屏風・たばこ入れ・香合、どれをとっても逸品ぞろいだ
なかでもたばこ入れの工芸品の細工の出来映えには感心した
能面の展示では役柄で面をどのように描いているかの解説があって
能面の違いがよく分かった
能舞台は数回見ただけであったが、能面の細部までこだわって見たこともなく
雰囲気で役柄を感じ取っていたが、その元には能面の描き方が大きく貢献
しているということも分かった
京都へ紅葉狩りに行かれる人は帰りに立ち寄られては如何か!




2011年11月18日金曜日

西国第十二番札所 正法寺

滋賀県大津市石山内畑町にある正法寺
厄除け、雷除け、ボケ封じで御利益が
あるといわれているお寺だ
JR石山駅からシャトルバスでお寺の山門まで
運んでくれる
毎月17日は縁日、バスが混むと想定し早めに
バス停へ行って並んだのが正解、座席を無事確保
約30分とはいえくねくね曲がるバスで立っているのは
疲れる
今年は秋とはいえ気温が高いので紅葉はまだまだ
所々で色づいている葉もあるが、山全体が燃えるよう
になるまでは後10日くらいかかりそうな様子









参道入り口で仁王像がお出迎え


本堂


部分的には晩秋を感じさせる風景も・・・


所々で紅葉が見られる


殆どのモミジの葉はまだ緑色だ


山伏の一行が到着

お堂の前でお経を上げる


寺の屋根瓦と紅葉


鐘楼と紅葉


ボケ封じ観音
四角の中に足形が書いてありそこに足を載せて
お祈りをする
しっかりとお願いしてきたが効果の程は・・・・・・

境内から見た遠くの景色
向こうの山の中央やや右手が南郷GC.




木津川アート「Parking Chair」

椅子の定義は何だろう
形なのか、造形なのか、はたまた座り心地なのか
この作品を見ていると椅子の機能は何だろうと考えさせられる











写真ではわかりにくいが、座面が石であったり、階段の一部であったり
木の切り株であったりと種々雑多である
でも全てが座れるのだからやはり椅子という名称が適切なのだろう

2011年11月15日火曜日

木津川アート「アニマル」

文字通りアニマル
見ているだけで微笑ましくなる絵・造形だ
作者が意図する「なんかいい。」が十分納得できる



















今やそろばん自体が珍しいが、五つ玉の算盤は更に懐かしい


何とも言えぬ愛嬌を感じます

木津川アート「みつめる写真館」





人からもらった物、その人にとってはかけがえのない物
を写真に撮り展示してある
それぞれがかって見たことのある物で懐かしい
出展者が写真館を経営している人なので
アンソニーカメラを展示し、その周りに作品をならべていて
雰囲気は上々












木津川アート「Catch the Sun」

2011年11月14日月曜日

木津川寸景

木津川周辺を散策していると日本の原風景しばしば出会う
都会のジャングルに住む者にとっては気分が癒される

線路に沿ってススキが風にたなびき、
向こうには紅葉が始まった山並みが見える


畑の中に猫を発見
顔の上下で黒/白と分かれている珍しい猫だ





村の守り神、お地蔵さん





木津川の流れ


美味しそうな柿です


切り株に出来たキノコ類


見ていると気持ちが悪いキノコのクロースアップ

木津川アート「風の標べ」

堤防に立っている柱状の物をのぞき込んだり、
屈んでみたり、いったい何をしているのでしょう

これは木津川の堤防に設置されたアート作品です
創作者の説明にはこのように書かれています

ふっと肌に触れ、木々の葉を揺らし、川面にさざ波を立ててあっという間に
通り過ぎてゆく「風」という存在
そんなとらえどころがない「風」を、もっと近くでゆっくり落ち着いて感じるために、
風が吹くと鳴り出す弦楽器、「エオリアンハープ」を川の土手に設置しました
今しか聴けない「今」の木津川の風の調べを、
ゆっくりと聴いていってください

そうです、風の音を聞いているのです
二本の柱の間の空間に数本の弦が張ってありそれを風が通るたびに
震動させ音が発生するのです
柱の長さの違い(弦の長さの違い)で音程が違うようにしてあります
















自然の中で風の音を聴く
なかなか風流なものです