大阪市福島区野田の辺りは古来より藤が群生しており、室町幕府二代将軍足利義詮が住吉詣での途中に訪れて、藤を和歌に詠み、豊臣秀吉も藤の花見に訪れ茶会を開いたと伝えられています。明治以降衰え、昭和20年の空襲でほぼ全滅しますが、その後の再生運動により、今では、福島区内各所で野田藤を見ることができるようになりました。福島区の「区の花」にも制定されました。玉川2丁目にある春日社祠の境内に「野田藤の跡」の石碑が建てられています
福島区で藤が見られる場所
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下福島公園の白い藤
秀吉が花見をしたという場所 (藤庵)