2010年7月24日土曜日

天神祭 鉾流神事

宵宮の朝に行われる行事「鉾流神事」
連日の暑さで9時前といえども暑くてたまりません。
それでも開始時刻に近くなると鉾流橋の上は見物客でギッシリ、
カンカン照りの太陽の下で神事は厳かに始まりました。

ドンドコ船が太鼓を叩いて神事の始まりを告げて回ります


神事の参列者を待つ報道関係者と見学者


神主さんが御祓いをしていよいよ始まりです











流れ出る汗を拭く神主さん











各講の代表者による玉串奉奠

鉾流しの鉾をつくっています



神童が神主さんに抱きかかえられ
るようにして船に乗り込みます


笛の音が鳴り響き出発です





ここで鉾を流します、今正に神主さんと神童
の手から鉾が離れていくところです








鉾は下流へと流れていきました


無事神事が終わり天満宮へと向かいます





神童の内藤君、大厄を無事果たし少し疲れているように
見受けられます。何しろ炎天下の行事ですから・・・

行列はこのまま天満宮までつづきます。
この後午後4時からドンドコ船の宮入です

天神祭の行列が北新地本通りを占拠

天神祭の陸渡御はその昔北新地へも巡幸していたそうです。
時代の流れとともに交通量が多く危険なので40年前に
御堂筋より西側は巡幸をやめていました。
しかし、近年復活しようという動きがあり、昨年より宵々宮に
北新地を巡幸することになりました。
昨夜はその様子を見学に行ってきました。
日頃はクラブのママ、ホステスがきらびやかな衣装を着て
行き交う北新地本通りも昨夜はお祭り関係者に占拠され
道の両側には商売そっちのけでクラブの従業員が鉦や太鼓、
はたまた神輿に酔いしれていました。
煌びやかに輝くネオンに負けず劣らず祭り囃子に併せて一行は練り歩いていました。




花代をはずんだ店の前では「大阪締め」をします

太鼓の音とかけ声が北新地の狭いとおりに響き渡ります


傘踊りの傘がネオンに負けず華やかに見えます








神輿もきました








日頃足を踏み入れることないチビッコたちも
物怖じせず頑張って踊っています











にぎやかな行列に元気をもらった北新地
本通りの夜は更けていきました

2010年7月23日金曜日

天神祭 最後の仕上げ

いよいよ明日は宵宮、境内では準備の総仕上げです。
各講の準備もほぼ終了の段階にきています。
昨日に続き完了しているところを紹介しましょう。




天神講は獅子舞の踊りです
ここで獅子舞による厄除け
が受けられます


陸渡御に参列する牛の臨時厩舎
天井に吊してある掛け軸に牛が描
かれているのが見えますでしょうか
今夜にも牛さんは到着するでしょう


御錦蓋講(米屋さんの講)
正面の祠が行列につきます


タイ王国から奉納されたクラトン
“クラトン”というのは、もともとバナナの葉で作った入れ物です

タイでは“ローイクラトン”というお祭があり、
このお祭りでは蓮の花等をかたどって作った灯篭の
ことをクラトンと言います。紙やバナナの葉で作ら
れた灯篭に線香、ろうそく、花等を入れて水に流す
ので、日本語では「灯篭流し」と訳されています。




シジミの棚、これを作るために祭りが近づ
くと関係者はせっせとシジミを食べるそうです


さあ、すっかり準備は整いました
それでは明日朝4時の一番太鼓で
本番開始です。

天神祭 御羽車巡幸祭

今日は明日から始まる天神祭を天神橋筋商店街に
知らせるために練り歩く御羽車巡幸祭の日です。

神殿で儀式があり御羽車の御祓いをすませ
いよいよ巡幸開始です





隊列も整いました



いよいよ出発です



先頭の提灯を持った人が門を出るところです





神官が道を祓い清めながら列は進んでいきます


ここから天神橋筋商店街を練り歩きます
朝で人通りは少ないですが、祭りの当日は
出店と参拝客でありが通る隙間がないほど
混み合います。何しろ1日で100万人の
人が参拝するといわれています。