元は加賀正太郎という人が建てた山荘である
天王山の南麓に位置しベランダからは桂川、宇治川そして木津川が合流し
ここから淀川として大阪湾へと注ぐのである
その合流地点の堤は背割堤と呼ばれ宇治川と木津川の堤に桜のトンネル
がある
かって加賀正太郎がベランダから背割堤を眺め、桜を植えれば何といい眺め
であろうかと思い、その堤に桜を植えたそうである
その桜が立派に育ち、今は背割桜として花見の名所の一つになっている
大山崎山荘はJR東海道線の山崎または阪急京都線の大山崎から徒歩10分
のところにある
入場券
山荘の庭園の端にあるしだれ桜
庭園にある石の丸窓を通して石清水八幡宮のある男山が見える
庭園から見た山荘の一部
桜が満開です
庭園から背割堤、桂川、宇治川、木津川を遠望
庭園の桜の下で句会をしているグループがあれば
弁当を食べているグループとそれぞれが楽しんでいます
木立の中にヤマガラを発見
山荘の正面全景
山荘のベランダから背割堤を見る
ロールケーキを並べたように見える桜のトンネル
美術館はモネの作品が見られるところとして有名である
建物、庭園の随所にモネの絵に描かれているものを彷彿させる造りになっている
美術館は現在加賀正太郎が自ら育てた蘭をモチーフにした植物図鑑が展示中である
蘭愛好者には一見の価値あり