中腹にある善峯寺。
紫陽花が綺麗とのことで満開時期を確認し訪れた。
この寺は平安中期に開かれ十一面千手観音が御本尊である。
向日町から終点の善峯寺までいく途中、左右に美しい竹林が見られた。
タケノコのシーズンもほぼ終わりだが土産物屋ではまだ並んでいた。
バスを降りたのは10人ほど、先月末までは本尊ご開帳であったが、
それが終わったので参拝者が減ったのか・・・・
バスを降りたところからくねくねと
した急坂を上り、山門を目指す
参道から見下ろせば先ほど乗ってきたバスが見えていた
新緑のモミジの緑の中に赤い葉のモミジも
混じって陽光が透けて見えるのは何とも言
えぬ美しさであり、坂道を上る元気がわき出てくる
ようやく山門(東門)が見えてきた
広大な敷地のお寺である。応仁の乱で焦土化したこの寺を
江戸時代に徳川5代将軍綱吉の生母・桂昌院が当山を
復旧され山林42万5千坪を寺領とし明治に到ったとある
(現在の境内の面積は3万坪)
山門で受付を済ませ境内へ
悠仁親王さま誕生の記念植樹(高野槇)
鬱蒼とした緑に囲まれた本堂
三角形状に剪定されたところが中心でここを基点に
二方向にL字型に幹が伸びている。その様は大蛇が
うねっているように見える。
さあ、いよいよお目当ての紫陽花苑へ!
このように花は沢山あるのだが天気が良すぎて
しっとりとした紫陽花の質感を捉えることは断念
せざるを得ない状況であった
遠くに見えるのは京都市内
鬱蒼と繁る杉木立の切れ目
からも京都市内が見える
桂昌院から見下ろせば山の緑に囲まれて
やや薄い色の緑があるが、これは竹林である
桂昌院の全景
阿弥陀如来堂へと続く道
境内を一周し駐車場の方へ降りてくると入口に石碑がある
今日の計画ではここから山道を歩いて柳谷観音へ行く予定であったが
道が険しそうであったので断念し、帰路はバスに乗らずに歩いて下山
見事な杉林
途中の民家の軒先でツバメの巣を発見
ヒナ鳥に餌を与えているところ
すらりと伸びた竹
杉林、竹林を見て最後に田園風景を見ながら善峯寺参拝を終了