2013年3月23日土曜日

小林一三記念館

池田、五月山の麓にある小林一三記念館
住んでいた家を改装し記念館として一般開放されている
氏の生い立ちから事業を興して成功する記録、
私人としての生き様、それらがここで垣間見ることができる

門の前の桜の蕾はもうすぐ咲きますよと言っているようだ
 
 
門を潜って正面から見たところ
 
玄関に入って正面にある鏡
 

鏡のアップ(正面の通路が映っている)
 
 
茶室 人我亭
 
庭から邸宅を見る
 
 
 
 
 

馬酔木



椿



住居の2階から庭を見下ろす


そろそろ花見のシーズンです

長かった冬に別れを告げて、これからは陽気な春に突入です
暖かい地方ではこの週末は花見でにぎわうことでしょう
大阪の花見は来週末がよさそうです
現在はまだちらほら咲きから早いところでも三分咲き程度です
大阪市内では開花が早い大阪天満宮の桜を見に行ってきました

本殿裏側の開花状況です
 

 
 

 
 

 
 

 
来週末は花見を兼ねた参拝客で
境内はにぎわうことでしょう

2013年3月20日水曜日

堺七まち 雛めぐり(4) 山口家住宅


山口家住宅は江戸時代初期に建築された民家で
昭和41年に国の重要文化財に指定されています






外観

窓の格子に取り付けられている標板



家の中に足を踏み入れると玄関土間から
玄関の間の奥にある西座敷に飾られた雛壇が見えます


土間から見た中の間


西座敷の隅に風競れている雛壇





間近で雛壇を見る


内裏びなのアップ


お雛さんを見た後は屋敷の見学


土間の梁





玄関土間から見た部屋の様子



土間と食堂の間を仕切っている衝立 


奥座敷床の間の掛け軸


床の間に生けられている花



次の間・奥座敷から見える庭









2013年3月17日日曜日

堺七まち ひな飾りめぐり(3) 堺鉄砲館

1543年に種子島に鉄砲を持ち込んだのは中国の海賊船であり、
それに同乗した兵士で冒険商人であったポルトガル人による
ものと思われています
このころ堺商人は、薩摩から種子島などを経由して琉球へと
往復していたので、鉄砲の伝来をすぐに知ることができ、
その製造技術を堺に持ち帰りました
それを見てすぐに模造品をつくる高い技術を、堺の職人たちは
持っていたのでした
戦国大名の多くは、この新兵器に注目し、堺へ続々と注文を出し、
堺商人が、職人たちを組織し、大量生産に成功したのです

以上のような歴史を紹介する「堺鉄砲館」





町家を利用した内部は鉄砲を鍛造した炉を再現、
実戦に使う足軽筒から侍筒、彫金が見事な大名筒、
鴨居には陣羽織や陣笠が展示され、鍛冶屋と陣屋
が一見できます
火縄銃の使い方までの説明など、
堺鉄砲の歴史に触れることができます










当時の鉄砲鍛冶の絵図が掲示されている


このような珍しい物も見られる

これら鉄砲の歴史と似ても似つかぬお雛さんがここに展示されている











堺七まち ひな飾りめぐり(2)薫主堂

堺は鉄砲のまちとして有名だが、線香の生産地としても
全国に名が知れている
名前を見れば直ぐに線香屋さんと分かる「薫主堂」
町屋をそのまま残して今も商売をされている


古い家だが屋根は葺き替え、壁も塗り替えられている
二階の虫籠窓の枠の白いのがメインテナンスを
しっかりしている証のようだ

ガラス戸を通してしょうひんのが陳列されているのが見えている
扉を開けると鼻腔をくすぐるような線香の香りが漂ってくる
彼岸が近いので線香を買いに来る客が多いようだ


ここのお雛さんは木目込みのお雛さん


ガラスケースの上に招き猫がおいてあったので序でに撮影








堺七まち ひな飾りめぐり(1)堺市立町屋歴史館 清学院

清学院は堺環濠都市区域の北端にあり、修験道の寺院として
の歴史がある
日本人で初めてヒマラヤ山脈を越えた「川口慧海」もここで学んだ
建物は江戸時代後期に建築され、歴史文化資源として貴重であると
いうことで2002年に国の登録有形文化財となった

ここで雛人形が展示されているのでその見学も併せて清学院を訪ねた



建物は改装され綺麗になっている


道路から見て正面左側が修験道の場所で
内部には不動明王が祀ってある

中へ入るとこのようになっている

門を潜り土間へはいると清学院の
歴史が分かるパネルが架けられている













土間の片隅には「ろうばい」が生けられていた





座敷には雛人形が飾られている





内裏雛のアップ





雛飾りのアップ





奥座敷は寺子屋で当時の状況が復元されている


座敷から縁側を見る


床の間の明かり取り 



座敷の鴨居に祀られている仏像
ちゅうおうの薬師如来の体は蛇だ



この辺りは古い民家が彼方此方に点在し、
散策するには楽しい場所だ
刀鍛冶屋が今も多くあり、包丁・鋏等産地直売
しているのを見て回るのも面白い