2012年11月7日水曜日

深まり行く秋

京都御所の見学を終えて出町柳の駅へと向かう途中、
御所の築地塀の前でベンチに座って小休止
季節の移ろいは静かにやってきていつの間にか紅葉が進み一枚、
又一枚と枯れ葉が舞いだすようになりました
傍を通り過ぎ行く人の影も長くなりしみじみと秋を感じさせます




2012年11月6日火曜日

京都御所一般公開(御三間)

御三間(おみま)は、宮中御内儀の行事が行われた場所です
内部は、下段の間、中段の間、上段の間に区切られています



 京都御所 御三間
御三間外観(インターネットで検索した写真)


明治天皇は,安政6年(1859年)以来京都御所御三間にて、
有栖川宮幟仁親王を師範とされ、習字のお稽古をされました
         ここでは、その最初に幟仁親王とご挨拶されている様子をイメージしています










襖絵の説明図


以上11回に分けて京都御所一般公開の様子を
写真で見て頂きました

この疑似体験で京都御所に興味を持たれた方は
来年の春・秋の公開期間中に行ってください


京都御所一般公開(御常御殿)

御常御殿(おつねごてん)は、室町時代以降に
天皇の日常の生活の場として使われた御殿です
明治天皇も東京へ遷るまでこの御殿に住んでおられました
京都御所内では最も広い建物で、内部には15部屋あり
下段の間の襖絵は座田重就(さいだ しげなり)筆の
「高宗夢賚良弼図(こうそうむらいりょうひつず)」、
中段の間の襖絵は鶴沢探真(つるさわ たんしん)筆の
「大禹戒酒防微図(たいうかいしゅぼうびず)」、
上段の間の襖絵は狩野永岳(かのう えいがく)筆の
「尭任賢図治図(ぎょうにんけんとちず)」です











縁側の左右の杉戸に描かれている絵
杉戸絵  蹴鞠


杉戸絵  雅楽


京都御所一般公開(御学問所)

蹴鞠の庭の次は御学問所
御学問所は学問だけでなく、親王謁見や他の儀式等にも使用されたそうです
入母屋桧皮葺の書院造の建物です

京都御所 御学問所
インターネットから検索して貼り付け



御学問所の様子を描いた絵が展示されていました


ふすま絵の紹介です










御学問所からはこのような庭の景色を見ることが出来ます









2012年11月5日月曜日

京都御所一般公開(小御所)

清涼殿の次は小御所(こごしょ)

慶応3年(1867年)12月9日、王政復古の大号令が
発せられた日の夜、ここで「小御所会議」が行われた



小御所の南面
警備員が角に立っていて撮影すると警備員が入るので
嫌だなと思っていたら、気を利かして視野内から消えてくれた

以下は小御所の襖絵



















小御所の前は御池庭があり縁側から庭を眺めて
四季の移ろいを愛でていたのだろう

御池庭パノラマ


小御所の北側には蹴鞠の庭がある




京都御所一般公開(清涼殿)

紫宸殿に続いて清涼殿へと進む
まず目に入ってくるのが「年中行事障子」
ガラスで覆われているので書かれている文字が
見難いが年中行事が書かれている




清涼殿を南東側から見たところ
画面左側が年中行事障子



母屋には、獅子狛犬に守られて
御帳台(みちょうだい)が置かれています。


土佐光清筆の「昆明池障子」


北東側から見た清涼殿


清涼殿を見学して次の場所へ移動する見学者たち




京都御所一般公開(紫宸殿)

日華門を潜ると右手に大きな建物が見える
これが紫宸殿である
建物が大きく近くでは全体の形状がつかみにくい
ここへ来る前に承明門から建物全体を十分に鑑賞
しておくべきだ




ロープが張ってあるのでこれより後ろへ下がれない


全体像はこのような形だ(宮内庁hpより)





振り返ると承明門更にその先に建礼門が見える



右近の橘




左近の桜



紫宸殿に向かって右側にある宣陽殿の格子戸




紫宸殿の鬼瓦


正面左横から撮影



正面左側入り口




2012年11月4日日曜日

京都御所一般公開(承明門・日華門・建礼門)

パメル展示を見て更に進と左手に朱塗りの承明門、
右手に建礼門が偉容を誇っている

 


承明門は開いた状態で、門を通して紫宸殿が見える



承明門の向かいは建礼門









回廊に沿って進み左に折れると日華門がある
ここを入ると先ほど承明門から見た紫宸殿へ行くことが出来る