2009年3月14日土曜日

大フィル第426回定期演奏会



2008年度最後の定期演奏会
今回はフランス人指揮者パスカル・ロフェを招いて開催、
若くて元気が有り余っているという風情、何か落ち着きがない
印象、ステージに出てくるときも駆け足である。
クラシックコンサートとは何となくミスマッチの印象を受けた。

肝心の演奏は初めて聴く曲ばかりでイマイチしっくり来なかった。
ラヴェルの「ダフニスとクロエ」楽章全体では何となくしまりがないよう
感じたが(知識不足のためか?)フルートの音色のすばらしいのは
印象に残った。

専門家のブログを見ると好評なので聴く者の力が足りないと言うことか・・・

2009年3月10日火曜日

大阪音大コンサート







オペラハウス内部


大阪音楽大学学生によるザ・ストリング・コンサートを
聴きに行った。
演奏曲目は上記パンフレットの通りである。
何れの曲も学生が日頃の練習の成果を大衆の前で
演じて、プロへの道の足がかりをつかもうと一生懸命の
演奏であった。
毎年音楽を専攻した大学生が全国で何人くらい
巣立っていくのか。
その中のほんの一握りがプロとして名を馳せるのだろう。

音楽への取り組みは幼少の頃からしていても学問として
専攻したのはここ数年、演奏を見ているとまだまだ楽器に
使われているという感じを受けた。
これから一層の精進をして一人でも多くプロの道が歩める人
がでることを願う。

2009年3月8日日曜日

ラヴェルとメシアン

昨日午後神戸へ行った。
目的は神戸新聞松方ホールで開催されるコンサートを
聴きに行くためである。




久しぶりに行く神戸、JR神戸駅を出ると
DUO KOBE、プロメナ神戸、Ha-Re等々震災後に建てられた
ビルが林立している。
さぞかし賑わっているだろうと想像して足を踏み入れたが
人影はまばら
土曜日の午後にこの人の少なさは何故?
大阪はマスコミで報じられている不景気は何処吹く風
梅田の地下センター、デパート等々どこも人で一杯、
大阪だけが異常でやはり世間は不景気なのか・・・
少し早めに着いたので海岸通りを散策


ハーバーランドから見たメリケン波止場








赤い橋はポートランドへ繋がる橋





水たまりに鴎が遊んでいる。赤い柱状の陰はポートタワー




鴎が水を飲んでいる所(クリックして拡大)









無事着地成功!



鴎、海その向こうには三宮のビル群
神戸ならではの風景です。




赤煉瓦の倉庫を改装してレストラン街になっている。
ここで食事をすることを考えていたが人影もまばら
食べる気がしない。
何と不景気なんだろう!



この赤煉瓦倉庫で結婚式に出くわした。
不景気にめげずにこのカップルに幸あれと祈る!



赤煉瓦倉庫を松方ホールのホワイエから見たところ

16時からコンサートは開演
第一部は鈴木華重子さんのピアノ
3/7はラヴェルの誕生日(1875/3/7生)と言うこともあって
ラヴェル作曲「ハンドンの名によるメヌエット」がオープニング曲
として演奏続いて「ソナチネ」、そして「夜のガスパール」
この曲では演奏の前に朝日放送の堀江アナウンサーが朗読を
してその後ピアノ演奏という、クラシック演奏会ではあまり例の
ない演出であった。
鈴木さんによれば朗読でイメージを膨らませそれから音楽を
聴いてもらうという新しい試みをしてみたとのこと。
薄暗い照明の中、アナウンサーの朗読がまるで催眠術を
かけるかのように聞こえてくる。
幻想的なムードが高まり、そしてピアノ演奏が始まる。
十分に心の準備をさせておいて演奏を開始するという凝った演出。
第二部のメシアン作曲「世の終わりのための四重奏曲」正に
今の世を言い表しているような題名である。
各楽章ごとに舞台の袖にタイトルが表示される。
これにより曲の理解がしやすくなったように感じた。
クラリネット、チェロ、ピアノ、ヴァイオリンのアンサンブルが絶妙で
あった。
第7楽章のチェロ、第8楽章のヴアイオリンのソロは神に召される
ようなムードを醸し出すすばらしい言葉で称えようのない演奏であった。
今まで何度もヴァイオリンの長原幸太氏、チェロの金子鈴太郎氏の
演奏は聴いているが、今回ほどすばらしい音色を聴いたのは初めて
である。
演奏会も終わりホワイエに出ると日は沈み夜の帳が降りるところで
ライトアップされた観覧車、街路樹の美しさを見ていると、つい先ほど
までの演奏の余韻がよみがえってきた。
今日は本当にすばらしい演奏会であった。















クラリネット奏者金井信之氏



ヴァイオリン奏者長原幸太氏と
ピアニストの鈴木華重子さん



サインに応じる鈴木華重子さん



この美しい夜景に人影はまばら、大阪では理解出来ない風景である。
美しい夜景を見ながら背中に不景気風を受けて帰宅の途についた。