2011年4月15日金曜日

大阪フィルハーモニー 第447回定期演奏会

今年度最初の定期演奏会、演奏曲目は次の通り


定期演奏会では例のない指揮者が最初に出てきてまず挨拶、
このたびの東北大地震について被災者に対するお見舞いの言葉
それに続いてプログラムにはない曲を演奏
「主よ 御許に近づかん」の弦楽アンサンブルで始まったコンサート
長原幸太氏の哀愁を秘めたヴァイオリンの音色が際だっていた
続いてバーンスタインの交響曲第二番「不安の時代」
大震災の直後だからこの曲を選んだ訳ではないが時宜を得た曲に
思えた。プログラムは昨年暮れに発表されているが今、正に不安の
時を過ごされている人が多くいることを思うと心が痛む

大植音楽監督の師匠バーンスタインの作曲である
解説を読むとなるほどと頷けるのだが、現代曲はどうも
しっかりと心に響かない

ジャズピアニストとして有名な小曽根真さんのピアノ演奏、
最近はクラシックコンサートでも活躍されていて素晴らしい
演奏であった

二曲目はシベリウスの交響曲第二番 ニ長調 作品43
一曲目と違い耳になじみやすい音の展開、
有名なクラシック曲は落ち着いて聴いていられる

たまたま隣に座ったアメリカ人、指揮者よろしく座席で
指揮をしてるようなゼスチャア、それが壇上の指揮者の
動きとシンクロしているので見ていておもしろかった
もしかして業界の人?

2011年4月14日木曜日

興福寺界隈

興福寺は現在金堂の建て替え工事中である。
南円堂の参拝客以外は境内を素通りして
東大寺方面へ行く人が多い

桜の花の間に見える三重の塔


五重塔
手前に並んでいる石は金堂の礎石


南円堂(西国三十三カ所第九番札所)


春の日は 南円堂に かがやきて 三笠の山に 晴るるうす雲



猿沢の池に映った南円堂


猿沢の池に映る五重塔


2011年4月13日水曜日

桜便り(南天満公園)

南天満公園の桜が満開だ
花の下で一献を傾けるも良し、天神橋橋上からOBPの建物と
一緒に見るのもまた良し、
剣先公園から視点を低くして見るとまた違った雰囲気が味わえる

天神橋橋上から南天満公園を眺める









太陽が沈む直前、夕日に照らされた
桜は少し黒くなったように見える
OBPのビルのガラスの反射が
日中の写真と違って輝いている


剣先公園からの眺め


鴨さんも花見かな?








剣先公園先端のモニュメントです


斜めの筒から1時間ごとに
噴水が吹き出ます


そろそろ太陽が沈みます(ビルに太陽が遮られます)

奈良公園の花見

奈良は名所旧跡を訪ねるだけでなく
花見の場所としてもいいところだ
広大な土地のあちこちに桜が咲き
ゆったりとした花見が味わえる





池に映る大仏殿

















遠くに見えるのは興福寺の塔



ベンチに座り食事をしながら桜を愛でるのもよし






食事の後はグラウンドで駆けるのもよし
右側のはげ山は若草山


奈良公園の鹿

観光客が繰り出す時刻より少し早め、
奈良公園のあちこちで木漏れ日で明るくなったところに
鹿が餌を求めて三々五々集まっている










怖い物知らずで子鹿は人通りに近づいてくる


2011年4月12日火曜日

重要文化財 旧奈良県物産陳列所

近鉄奈良駅から徒歩10分の所、春日野町に木立に囲まれた中に
重要文化財 旧奈良県物産陳列所がある。
桜の木が点在し丁度満開の頃、明治時代の木造の古い建物、
鬱蒼と茂った木立、その中にひときわ輝いている桜の花、
このコンビネーションが古都奈良の雰囲気を十二分に
醸し出している



















ならまち散歩

猿沢の池から南へ下っていくと昔の佇まいを残した「ならまち」
と呼ばれる観光コースがある。
観光雑誌等にいろいろ紹介されているので一度は訪ねてみたい
場所であった。
しかし、行ってみるとすっかり観光地化して多くが住居を建て替え
商売をメインにした街作りになっており、昔の面影を偲ぶには
ほど遠い存在だった。
それでも訪れる観光客は多く土産物屋をハシゴする姿を頻繁に見た。


率川(いさがわ)の橋を渡ると「ならまち」
橋から川を見下ろすと船をかたどった島に
石仏が祀られている

所々に古い町並みは残っている


立て替えて土産物店に改装した住居が多い


漢方薬の店


店の中に大きな仏さんが祀ってある


蚊帳を造っていた工場、今は蚊帳の素材で
暖簾、布巾を造って生業としている



元興寺山門


寺の歴史を説明した案内板








礎石が残っているのが見える









仏さんの足形





啼き灯籠
倒れて割れたので継ぎ接ぎになっている


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