7/24午前9時より天神祭の幕開けとなる鉾流神事が
西天満の天満警察署前(旧若松浜)で斉行されました。
鉾流神事は天暦5年(西暦951年)に始まったと伝えられています。
これは社頭の浜から神鉾を流し、その漂着した地を斎場と定めて
そこに神様をお迎えする神事です。
鉾流しの出番を待つ船と船頭さん。
神事の始まりです。天満宮から神主さん、巫女さん、町内会の
役員等々多くの人が参列して執り行われます。
巫女さんによるお祓い。
毎年西天満小学校の生徒の中から神童が選ばれ、鉾流神事の
主役となります。
玉串奉奠
いよいよ鉾流しの開始、一番に船に乗った神童は
心なしか不安そうに見えます。
全員が船に乗りいよいよ出発です。
薦にまかれているのは「ひとがた」です。
ひとがたとは紙で造った人形の形をしており、自らの体を撫で、
息を吹きかけて罪・穢れをこのひとがたに移します。
この作法を行ったあと回収されたひとがたを薦に包んで川に流します。
4人を載せた船は川の中央まできました。
いよいよ薦を川に流します。
神童・神官の手を離れて薦は堂島川の流れに任せて下流へと
向かいました。
鉾流神事が終わったところでドンドコ船が太鼓を叩いて
景気づけをします。
神事も無事終わりここから天満宮まで行列が続きます。
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