可愛がっていたチビタが11/4午前10時30分に天国へ旅立った。
飛べなかった鳥が我が家へ来て5年半、手から餌をやり育ててやがて徐々に飛べるようになった。
普段は籠に入っているが時々飛び出して家の中を飛び回る。
それでも自分の家は籠とわかっているのか、かってに籠の中に戻ってくる。
やがて手に載るようになり外出も一緒にするようになった。
朝の食事はテーブルについて人間が食べる食事をねだる。
トースト・ヨーグルト・果物・チョコレート・アイスクリーム何でも食べる。
その可愛いチビタの目が10月はじめより突然見えなくなった。
見えなくなったと言うより遠視になったという感じである。
それまでは1cm前のものが見えていたのに5cmくらい離れたものしか見えなくなった。
{10/28ブログ(のざき観音)参照}
それが日々遠くなっていき、眼前の餌鉢が見えなくなった。
ただ食事は感を働かせ見えないままに餌をついばんでいた。
部屋の中を飛び回っても障害物が見えないのであちこちに当たりながら飛ぶようになった。
そして、11/2には止まり木に止まれなくなってしまった。
このころには全く啼かなくなり寝ている時間が長くなった。
そして11/4午前10時30分、羽を大きく広げてそして永遠の眠りについた。
羽を広げたのはそのまま天国へ飛び立ったのだ。
外出から帰り扉を開けると「おかえり」というかわりに大きな声で「チー」と啼いてくれたのが
もう聞かれなくなった。
家にいてもひとりで寂しくなると啼いて呼んでいたのにもうその声も聞かれない。
5年半我が家の生活に潤いを与えてくれたチビタは天国で今日も「チー」とさえずっていることだろう。
ということで「チビタ」はいなくなりましたが、チビタの日記帳は続けます。
引き続きご覧戴ければ幸甚です。