2010年9月10日金曜日

大阪クラシック第5日(9/9)

連日の猛暑で少々バテ気味と思いきや、皆さん元気で
会場をハシゴされています。
今日の公演のスタートを切ったのは第51公演、会場は
大阪ガスビルホール、プログラムには「3世代で楽しもう」
と書かれてあり何かなと思っていたら、今日は市内の幼稚園
から園児150名が招かれていた。
子供、お父さん、お母さんそしておじいちゃん、おばあちゃん
と一緒に楽しもうという企画だったのです。
これを企画したのは楽団員のヴィオラ奏者の岩井英樹さん。
自分の子供が幼稚園に通っていて子供達に音楽に興味を持って
もらおうと企画されたそうです。
今回は司会者として元楽団員の中谷葉子さんが軽妙なしゃべりで
進行され園児達も熱心に聞いていました。
最初にいろいろな楽器がどのようにして発達してきたかを
子供達によくわかるように実物で説明そして演奏されました。
これは大人達にとっても有意義なレクチャーでした。
その後いろいろな曲が演奏され、途中コントラバスが故障という
ハプニングもありましたが、正に「3世代で楽しもう」の
タイトル通りのコンサートでした。

続いて行ったのが第55公演、大阪ガスの御堂筋向かいのビルです。
ここは元はACCSESSという会社のビルだったのですが、
今は大阪ガスが使用しています。1階にはDINGHYというおしゃれな
カフェレストランがあります。
ここのロビーで5年前の第1回大阪クラシックの演奏会場として
使用されたことがありました。真っ赤なピアノが印象的でした。
今はそのピアノはありません。また、会場はロビーでなく
3階のホールで行われました。160人の椅子席は瞬く間に埋まり
立ち見の人でホールは満杯です。

演奏曲はフルート、ヴァイオリン、ヴィオラでベートーヴェンの
セレナーデOp.25が演奏されました。
3者の息のあった演奏は素晴らしいものでした。

最後は第62公演、会場はシンフォニーホールです。
演奏曲はメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
ヴァイオリン奏者がすごい、若干16歳の少女 土岐祐奈さん
今年第10回ノヴォシビルスク国際ヴァイオリンコンクールで
ジュニア部門1位、アメリカニューヨークサミット・ミュージック
フェイティバルでコンチェルト・コンペティション ジュニア部門で
最優秀賞受賞というすごい少女。
強面のおじさん、おばさん(失礼!)に臆することなく堂々とした
見事な演奏を聴かしてくれました。

続いてドヴォルザーク 交響曲第8番 ト長調 Op.88
いつもながらの全身を指揮棒にして熱演する大植音楽監督に
奏者は応え、素晴らしい演奏で観客全員を魅了した。
これで4日連続のシンフォニーホールでの大阪クラシックコンサート
は終了。
残すはあと2日!

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