団塊世代の定年退職が始まり自由に時間を使えるようになった
人の増加が一因ではないだろうか。
毎年春に18キップで小旅行をしているが年々電車が混んできている。
今回は当初の計画での行き先は金沢であった。
湖西線経由の敦賀行き新快速を利用するのが便利なので、その列車に
集中する。
事前にインターネットで情報収集をすると超過密状態とのこと。
始発駅は播州赤穂、そこから姫路、神戸を経由して大阪へ到着
するときは超満員。
そこで大阪から尼崎に行き、ここから乗車し大阪で降りる人の席にすかさず
座るという作戦を実行しようと早めに出て尼崎から新快速に乗り込んだ。
しかし、この時点ですぐに作戦は失敗とわかった。大阪駅で降りそうな
ビジネスパーソンはほとんどいないのである。乗客は18キップ利用者で
占領されていたと言っても過言ではない。
このような状況を考え、もし満員のときは急遽敦賀行きに変更できるように
計画は立てていた。
大阪駅に到着したときに空いている別の列車に乗りかえ敦賀に向かおうと
していたが、運よく席が空いたのですばやく荷物を置いて座席を確保。
これで敦賀まで約2時間半は座って行ける。
次のポイントは敦賀で金沢行きに乗り換え座席が確保できるか否かである。
乗り換え時間は4分、敦賀の駅に到着して列車から降りた時点で金沢行きは
すでに空いた座席はなかった。
ここで敦賀の観光めぐりに変更した。
笙の川堤防の桜、後ろに山が見え大川で見る桜とは趣が違う。
豊かな自然は心を癒してくれそうだ。
この写真はアオサギが堤防に着地しようとする寸前である。
コサギの群れ、純白の羽が目映い
笙の川遠景
ここは日本三大松原の一つと言われているだけあって
本当に美しい松林である。
残念ながら写真ではこの美しさを表現することが出来ない。
このブログを見て興味を持たれた方は、是非行ってください。
「百聞は一見にしかず」
向こうに見えるのは港大橋
敦賀港の旧倉庫群
かっては港に船が着くと荷揚げした貨物が鉄道に積み替えられ
全国各地に運ばれて行ったのだろう。
今は廃線になっているが線路が当時の様子を語っている。
ここは桜の名所である。線路を渡り直ぐに坂道を登っていくと
ちょうど満開の桜が参拝客を迎えている。
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