2008年11月29日土曜日

文楽の夕べ

日経新聞社主催の文楽の夕べが厚生年金会館で開催されたので見にいった。








この催しは文楽劇場で見るのとは違い、文楽の入門編というべきものである。

プログラムにあるように最初は人間国宝の竹本住大夫さんと元宝塚スターの

麻美れいさんの対談。

お二人の対談での結論は一に稽古、二に稽古、三、四はなくて五に稽古

というくらいに稽古を積んでこられた結果が今日の姿であった。

今年84歳という高齢であっても稽古を積まれているとのこと。

麻美れいさんも同様のことを話されていた。

続いて文楽ミニ公演があった。

その後大夫、人形使い、三味線の三方による対談があった。

先の住大夫さんの対談と同じくやはり稽古を積み重ねて今日があるというの
が共通していた。

対談で気になったのは世界文化遺産にしていされていながら後継者が少なそうな所である。

270年続いてきた伝統芸能、絶えることのないように後継者の発掘をして育ててもらいたいものである。

0 件のコメント: