2009年8月31日月曜日

水都大阪2009(8/29夜)

8/22に始まった水都大阪2009、毎夜散歩を兼ねて
見に行っているが、もう一人(一羽)同様に見学者がいた。
それはアオサギのゴンである。

満潮で水かさが増してくると浅瀬に魚、蟹が上がってくる。
それを狙ってゴンは現れる。



獲物を狙っているゴン




逆さに浮かんでいるアヒル、しかし、水中では一生懸命に
泳いでいるようだ。



種明かしはこのランプ、花形の模様が切り抜かれた球面体の
中にローソクが点いている。




これを並べると壁に模様が投射されこのようになる。




グラウンドのあちこちに配置されている。




このようなレイアウトもある。
夜の中之島公園、明かりに誘われて日替わりメニューのプログラム
これから秋の夜長にロマンチックな一時を!



太閤下水見学(8/29)

水都大阪2009に関連して東横堀川の本町付近で工事中の
平成の太閤下水の見学会があり参加した。
場所は東横堀川と本町通りの交差するところ、東側に
シティプラザ大阪がある。
川の真上は阪神高速道路環状線の高架がある。







太閤下水とは秀吉の時代に大阪の町づくりを進めるに当たり
下水処理の方法を家の裏側の間に水路を造りそこに下水を
流したいわゆる背割り下水というのを太閤下水と呼ばれている。
それをきっかけに大阪の町が発展するにつれ下水道も充実し、
今では大阪市の下水道普及率は100%で日本一だそうだ。
また、下水道料金は1,218/月で政令指定都市中で最も安い。
堺市の半分、東京都よりも700円安いそうだ。(2008年実績)

下水道には分流式(雨水、汚水を分けて流す)と合流式(雨水、
汚水を一つの管で流す)の二方式があり、大阪市は合流式である。
下水は処理場に行くまで所々に会所があり大雨の時に処理能力が
オーバーしたときに一時的に貯える大きな地下タンクがある。
このタンクの容量を超えると下水道の水が川に流れるようになっている。
この場合、処理されていない下水が川に流れることになり不衛生である。

今後台風等の災害時の安全性を今以上に高めるために、平成の太閤下水と
銘打って大阪市内の下水工事がされている。

今回の見学は本町会所の掘削工事現場である。
ここでは直径16m、深さ50mの会所の建設がされている。



見学者全員ヘルメットを被り説明を聞く。










深さ50mの穴を掘るには気圧の関係で作業者は潜水工という人が
作業に当たるそうだが、このような人は多くいないそうである。
そこで登場するのがロボットである。


掘削機を地上でまるでコンピューターゲームの間隔で操作し穴を掘り
進めるのである。



コンピューターの画面を見ながらジョグレバーを操作して穴を掘る。
しかし、機械のメインテナンスのために時々人が現場まで行って
作業をしなくてはならないそうだ。






工事現場の地上の外観は通常の土木工事と何ら変わらないが、
地下ではコンピューター操作により機械が一生懸命働かされている。







工事現場見学の後、太閤下水見学施設へ移動。




おむすび型をしたこの窓から地下にある太閤下水を見る。









今回は特別に下水道の現場を見せてもらうことが出来た。
メインテナンスは続けてこられたのは言うまでもないが
秀吉の時代の下水が現存するのは驚きである。

また、これが基礎となって町が発展し今日の日本に
なっていることを鑑みれば、秀吉がその時代に今の
日本を想定していたかどうかは別にして、遠い先の
国のあり方を描いていたと考えられないだろうか。

2009年8月27日木曜日

水都大阪2009(8/26)

週末ほどではないが、会社帰りに立ち寄る人、夕涼みに来る人
も合わせて見学者は絶えることがない。

今日はアオサギのゴンも見学(?)に・・・



バラ公園の北東角に佇むゴン(満潮近くで水位がかなり高い)




水都大阪のメイン会場は中之島公園とその周辺であるが、
ロの字を形成する川全てが会場である。
東横堀川の今橋は観光船が通過するとき水位の調整を
する場所である。
パリのサンマルタン運河と同様、船が来ると水門が上がり
そこに水を注入し水位を上げて、更に先の川の水位と同じ
にして水門を開きそして船が出て行く。
この水位調整の所要時間約15分、この間乗船者は退屈なので
LEDの電飾を見るようにしてある。








東横堀川を下って本町橋辺りに来て空を見上げれば、天空には
無数の星が輝いて見える。
ここはいやに天までの距離が近いと思ったら、ナ・ナ・ナント
上を走っている阪神高速環状線の橋桁、道路の裏側に星が
投影されていたのである。
太陽の塔、通天閣、大阪城という星が見える。
大阪人の企画は楽しい。



2009年8月26日水曜日

夕焼けこやけで日が暮れて(8/25)

秋風を思わす涼しい風が吹いた今日一日は実にさわやかだった。

空気が澄んで綺麗な夕焼けを180度パノラマ写真にしてみた。
拡大写真を見るには以下のアドレスをクリックしてください。

http://picasaweb.google.co.jp/chibita777/FAYgPH?authkey=Gv1sRgCMf33dPB0Z7vUQ#slideshow/5374086770923320562



さあ、これから夕涼みを兼ねて水都大阪2009の見学に行こう!


2009年8月25日火曜日

水都大阪2009(8/24夜)

開催初日の8/22(土)続く日曜日の8/23は炎天にも拘わらず
大勢の見学者が朝早くから夜遅くまで繰り出していた。
今日8/24(月)はさすが朝から来る人はまばらである。
今日は空はスッキリと晴れわたり吹く風は秋の風、涼しくて気持ちがいい。
でも昼間に出かけるには是非見たいプログラムがなければ行く気は
起こらない。涼しいと行っても夏は夏。
太陽が沈み空が暗くなってきた頃、西の空に綺麗な三日月がくっきりと見える。
空気が澄んでいるのがよく分かる。
勤め帰りの人が次々と会場にやってくる。





ジャズの生演奏


この写真をよく見てください。
熊をかたどった物です。目をこらしてみると履き古した
靴で出来ています。写真をクリックし拡大して見てください。



夜のサファリパークです。




平面の板に塗装をするだけでこの立体感を出している。
見学者の全てが触っていくのも頷ける。
それほど見事な立体感だ。



天神橋橋脚のライトアップ





さて、これは何でしょうか?
4本の柱に囲まれた雨宿りの小屋??
×です。
これはウォータースクリーンなのです。
上映前はただの柱が立っているだけ、後ろの景色も見えます。
しかし、ここにウォータースクリーン(上から下に滝のようにミストが
落ちてきてそれがスクリーンになる)になってそこに映像が投影
されるのです。



ミストが出始めているところ。



像が投影されている。柱の色は映像に合わせて変わっていく。










背景の建物のライトが見えるのでイマイチの感がある。
クリスマスに中之島図書館の壁面に投影される映像の方が
サウンドも含めて遙かに迫力がある。

2009年8月24日月曜日

水都大阪2009(8/23夜)

水都大阪2009の開催場所は以前のブログに書いたとおり
広範囲に及んでいる。
今夜はほたるまちへと足を運んだ。
堂島川に沿って新しく出来た遊歩道は快適だ。
海からの風を受けながら空を見上げれば三日月がくっきりと見える。



ほたるまちの中庭に入ると無数に並べられたローソクの明かりが
夜のムードを醸し出していた。
傍らでジャズの生演奏が奏でられ、ふと空を見上げれば
三日月がニッコリと微笑んでいる。
何とロマンチックな夜でしょうか。
(三日月はビルの壁面の照明)







水都大阪2009では橋のライトアップにも趣向をこらしている。
この橋は中之島ガーデンブリッジ、橋の欄干に無数に散りば
められたLEDがダイヤモンドのように輝いている。


大江橋のライトアップ

2009年8月23日日曜日

水都大阪2009(8/22夜)

太陽が沈み夜の帳が降り始める頃、通路に沿って蝋燭が
灯され涼やかな川風が頬を撫でムードは一気に高まってくる。



薄暮時のバラ公園、行灯の蝋燭に火が灯された。




剣先公園の先端にある噴水、30分ごとに噴水ショーが始まる。




剣先公園の両岸には色とりどりの風車が無数に並べられている。




天神橋と高速道路環状線の高架下の間にあるバンブーフォレスト、
そこに並べられた行灯。この行灯は包装袋を利用している。
袋の底に砂を入れ風で飛ばないようにしてローソクをたててある。









映画「ナイトミュージアム」を彷彿させるシーン
川岸のサイがキリンが象が今にも動き出しそうである。



レストランの窓の影絵









行灯で作ったジンベエザメ、周りにも魚がいる。


同じジンベェザメを昼に撮影したもの。



改修された中之島公園から見た中央公会堂。
毎日出し物が変わる水都大阪2009、明日は何が見られるのか
楽しみだ。