2010年4月25日日曜日

星空コンサート

今年で5回目となる大阪フィルハーモニーの星空コンサートが
大阪城西の丸庭園で開催された。
心配だった空模様は夕方から晴れてきて一安心、昨年は時折
激しい雨が降る中で開催されたことと比べれば天と地の差である。
しかし、今宵は寒かった。
その寒さにめげず大フィルのメンバーは熱演をしてくれた。



夕方5時頃、太陽が西に傾いてきた頃、白い曇が浮かぶ
大空に大阪城天守閣は西日に照らされ輝いていた


鯉のぼりが強い風に煽られている



花壇はクリサンセマムが満開の花を見せていた


陽が沈みかけた頃気温が徐々に下がってくるのが感じられ


月も徐々に輝きを増してきた


6時30分楽団員が持ち場につき


大植音楽監督が出てきていよいよコンサートの開始


オープニング曲は「ルスランとリュドミラ」

続いて
「ウイーンの森の物語」

「ダッタン人の踊り」

が終わって次はゲスト奏者出演

今年のゲストは相愛中学1年生の芝内もゆるさん
演奏曲目は「ツィゴネルワイゼン」


握手をして迎えられるゲスト


演奏者を優しく見つめ指揮をする大植さん








演奏が終わり万雷の拍手の後はトークセッション


そして突然お馴染みのテーマソングと共に
大植さん扮する中村主水が現れた

先日逝去された藤田まことさんを偲んで
今年は中村主水ならぬ大植主水、本来は
「てなもんや三度笠」の予定であったがテーマソングの楽譜が
ないので、楽譜が入手できた「必殺仕事人」となったそうだ。





ヴィオラ奏者の岩井英樹さん扮する悪人と殺陣








悪は滅びる、主水してやったり
岩井さんの赤いきれは血が飛び散っているところ



チャンバラのスライドショーは以下をクリックしてお楽しみください。
見ながら演奏をしている楽団員の表情が皆笑っています。


チャンバラが一件落着したところで

J.ウイアムス 映画「ジュラシックパーク」のテーマソング

ホルスト組曲「惑星」より火星が演奏された。


名曲を聴き名場面を見ている間に日はとっぷりと暮れ
ライトアップされた天守閣から秀吉が「余は満足じゃ」
と言っているのが聞こえてきそうな今宵のコンサート
もいよいよ最後の曲となった

お馴染みのチャイコフスキー作曲の「1812年」

共演として
大阪府立淀川工科高校吹奏楽部
近畿大学吹奏楽部
箕面自由学園高校吹奏楽部
明浄学園高校吹奏楽部






右端の白い服を着ている人は淀川工科高校吹奏楽部顧問の
丸谷明夫さんで今宵の吹奏楽の指揮をされた


白煙を放つ大砲


演奏中の吹奏楽部の皆さん

プログラムが終わりアンコール曲として「ウイリアムテル」
指揮を途中でおっぽり出して大植さんはあらぬ方向へ

しばらくして平松大阪市長を呼んできて指揮を依頼
平松市長は調子に乗って名(?)指揮振りを披露






無事指揮が終わって平松市長のトークショー



このあと恒例の「夕やけこやけ」「七つの子」「ふるさと」
を全員で合唱して今年の星空コンサートが終了した。

市長より大阪クラシック開催のアナウンスがあり大拍手

期間は9/5~9/11 乞う!ご期待



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