2009年3月21日土曜日

大阪あそ歩 川口歴史散歩

3/20春分の日、今日は阪神電車と近鉄電車が相互運行する日である。
阪神西大阪線は西九条-尼崎間が走行区間で西九条から難波までの
延伸計画は随分古くからあった。しかし、地元の反対によりつい最近まで
そのままになっていた。

幾星霜を経て時代もかわりここ数年工事が急ピッチで進み、ようやく本日
開通の運びに到ったのである。これにより神戸三宮から近鉄奈良まで
乗換なしで行けるようになった。
阪神間に住んでいて難波に行く場合、従来は梅田で地下鉄に乗り換える
必要があったが、今日からは阪神電車を利用すればダイレクトに行ける
便利な路線である。



この日に合わせて西九条-難波間の殆どが大阪市西区を通過するので
各地で色々なイベントが行われた。
その中の一つ、他のイベントとは異彩を放つ川口歴史散歩というのに
参加した。



朝10時ロイヤルホテルのある京阪中之島駅に集合、そして中之島公園で
レクチャーを受けて出発となった。集まった人は約80名、中には京都から
参加した人もいたのには驚いた。


コースは川口居留地跡(C)→川口基督教会(B)→外国人居留地跡(E)→
太閤さんの残念石(G)→レンガ倉庫→河村瑞賢紀功碑(M)→安治川
川底トンネル(1)→とらやで解散という約2時間のコースである。
(詳細は下記地図参照、地図をクリックすると拡大します)



出発点近くの船津橋付近、向こうに中央卸売市場が見える。



船津橋付近で木津川を渡る阪神高速道路
宮本輝原作「泥の川」の映画の舞台になった




外国人居留地跡の建物











教会の裏側から撮影、GSがレンガ造りの教会の風情を
こわしている。
この教会は大阪大空襲の時にも焼け残ったそうだ。
しかし、1995年の阪神大震災で塔と礼拝堂が倒れたが
世界中の人からの寄付で再建された。







赤レンガの倉庫




九条島の治水対策に貢献した川口瑞賢の碑




今日開通した阪神難波線の安治川鉄橋を電車が通過するところ。





昔は安治川の両岸を渡す渡し船(源兵衛渡し)があったが、
今は川底トンネルが開通している。トンネルを通るには
エレベーターで地下に(15m)おりそこから川底トンネルを
歩き対岸側で再度エレベーターに乗り地上に出る。



川底トンネル


川底トンネルのエレベーター乗り場の建物の横に見えるのは
阪神電車難波線。
昔、渡し船で対岸に渡っていたのがトンネル開通、
そして今日からは電車でもいけるようになった。
電車の駅は九条-西九条である。

源兵衛渡しの直ぐ近くにある粟おこしの老舗
「とらや」でおみやげを買い今日の歴史散歩は解散。
写真の詳細は下記URLをクリックしてスライドショーをご覧ください。

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