2008年12月31日水曜日

第9の続き

昨日のブログで今年はおしまいと書きましたが、

演奏会に行ってあまりの感激に続編を。

満員(2700名)の観客で埋め尽くされたホール、
今日で最後とコンサート開始前にホール内の写真
を撮る人が多く見受けられた。


午後7時予定通りに演奏会は始まった。
毎年聴く第9も今日は皆特別の面持ちで感慨深げに見える。
今日が最後のフェスティバルホールでの演奏ということもあってか、
演奏者も聴衆もいつもとは違う何かが感じられた。

もしかしたらホール自体も感激していたのかもしれない。






演奏が終了してからのスタンディングオベーションは果てしなく続いた。
ドイツから招いた4人の独唱者も舞台に出たり入ったりと
大植音楽監督と共に忙しく動いていた。



どれくらい時が過ぎただろうか、大植氏が一人出てきてマイクを持ち
挨拶が始まった。
フェステイバルホールが出来て以来今日まで50年間に演奏した著名
な音楽家の紹介、何よりもホールで最初に演奏したのが朝比奈隆率
いる大阪フィルだったそうだ。

その時に演奏した曲の一つにエルガーの威風堂々があり、
それをアンコールとして演奏された。


演奏終了後再び拍手の嵐は止むことがなく退席する人もいません。
そのうち会場の照明が徐々に暗くなり、どこからともなく「蛍の光」
が聞こえてた。
すばらしい声でびっくり。
それは大阪フィル合唱団の面々がホールの各通路に出てきて
歩きながら歌っていたのです。
蛍の光が終わりもう一度大きな拍手でコンサートは終了。


それぞれが関わったこのホールの思い出を胸に秘めながら
皆満足した面持ちで寒風吹きすさむ夜の街へと出て行きました。

今年一年色々と社会不安な出来事があったが、今日ここへ来た人は
それらを帳消しにするくらいの感動を得たことだろう。









このコンサートに関する記事は朝日新聞に掲載されています。

以下のURLをクリックしてご覧ください。



http://www.asahi.com/culture/update/1230/OSK200812300027.html





それでは今度こそおしまい!



どうぞ良いお年を!!

2008年12月30日火曜日

今宵は第九で一日早い年納め

フェスティバルホールが出来て50年が経過した。

戦後の繁栄期をじっと見守ってきた建物が静に消えていく。

フェスティバルホールが完成したのは1958年、

奇しくもこの年に筆者はフェスティバルホールへ行ってたのである。

記憶をたどればここでダイハツが初めて小型三輪車「ミゼット」の

発売を記念して社員の慰安会をここフェスティバルホールで開催

し紹介されたのであった。

今でも脳裏に焼き付いているが、舞台上手から楠トシエが運転する

「ミゼット」が現れたとき会場から盛大な拍手が湧いた。

筆者が小学6年生の時である。

それから幾星霜、このホールは世界のエンターテイメントを紹介してきた。

それが今日の公演を最後に取り壊される。


ここでコンサートを始めいろいろなエンターテイメントを楽しんだ人は


はかりしれないが、よく利用していた人にとっては寂しい限りである。

取り壊される前に最後の雄姿をカメラに納めた。


















最後の公演が昨日と今日の2日間大阪フィルハーモニー交響楽団

大植英次指揮の第九が演奏される。

今宵は第九に酔いしれながら心身共に今年1年の悪しきことを

洗い流したい。


フェスティバルホールは2013年にこのように

生まれ変わる予定である。




今年のブログはこれでおしまい。
来年もどうぞ宜しくお願いモーします。

皆さん!輝かしい新年をお迎えください。





2008年12月28日日曜日

鴉宮神社

年末の墓参りにお寺まで行くのにいつもとは違うルートで行って

発見した神社、場所は阪神電車西大阪線の伝法駅から徒歩10分

西九条から来ると千鳥橋の商店街を通り抜け正蓮寺川の橋を渡って

直ぐの所にある。






一般にカラスは忌み嫌われることが多いが、

ここの神社は鴉宮と呼ばれている。

その由緒はインターネットで調べた資料を抜粋すれば

以下のようである。

*******************************

地域に残る古い伝記から

第八十四代順徳天皇の御代、建保三年(1215年)4月、村と港の繁栄を記念し、
 
伝法村の中心に傳母頭神社として後鎮座されたが、文禄元年(1592年)二月

豊臣秀吉瀬戸内より日本海へ渡航に際しご神前に祈祷せしこと御社殿奥の森より

三足の鴉が出現、渡海の安全守護他瑞兆を示さんとの神告があり、お告げ通り

無事平安に帰国を果たした。

秀吉この事大いに感謝し神社名を以降「鴉宮」に改めよと命名、自ら鴉の巣を成

している所、すなわち森地に御遷宮したと伝わっている。


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社殿




船の舳先が社殿から突き出ているところはこの神社の由緒通り航行の

安全を見守ってくださる神様ということが分かる。




社殿の彫刻にも三足鴉が彫られている。




写真をクリックして拡大してください。

三本足の鴉ということがよく分かります。

2008年12月26日金曜日

もう幾つ寝るとお正月

皆さん、クリスマスは如何お過ごしになったでしょうか?

大阪では残念ながらホワイトクリスマスとはなりませんでしたが

今朝は冬型の天気になり晴れていながらも朝から雪が舞っている時がありました。



クリスマスが終わると次はお正月、餅つきがあちこちで始まります。

朝早くから幼稚園のグラウンドでお父さん、お母さんが餅つきに精を出しています。

すっかり葉を落とした樹の陰と餅つきをしている人たちの陰、

寒そうでありまた、楽しそうな光景です。





2008年12月24日水曜日

I wish you a merry Christmas.

今日はクリスマスイヴです。
毎日OSAKA光のルネサンスで楽しんでいましたが
ついに本番の日がやってきました。
今日は色々なクリスマス風景をお届けしましょう。



スエーデン製のサンタクロース
斜めに切った平面に頭・顔・髭を塗り分けているだけなのに
なぜか顔が立体に見える。
4つの組み合わせが自由に出来て面白い。




梅田阪急アプローズのクリスマスツリー




天満橋京阪シティモのクリスマスツリー




梅田ディアモールのクリスマスツリー





フランクフルト レイマー広場のクリスマスツリー




マインツのクリスマス風船




シュツットガルトのクリスマス市




シュツットガルトのクリスマス市




ザルツブルグのクリスマス




ニュールンベルクのクリスマス




バンベルクの教会のクリスマス




教会でお祈りを!





今宵はホワイトクリスマス


早く寝て、サンタクロースを待ちましょう。


I wish you a merry Christmas .

2008年12月23日火曜日

阿倍野HOOP

阿倍野近鉄百貨店南側にHOOPという名のショッピングセンターがある。
クリスマスの電飾が美しいとの評判を聞き見に行った。
神戸のルミナリエの縮小版と言うべきもので近鉄百貨店
1階コンコースを通り抜けるとショッピングセンター入口前広場に
目を見張るような美しい光景が突如として現れる。















TVの前に立ち自分の顔が写ると



たちどころに「変身」!



シースルーエレベーターからの眺め

2008年12月22日月曜日

再び BREEZE BREEZE

10/11にアップしたBREEZE BREEZE のブリチャン、
そのごヨーロッパに旅行していて12月に無事戻ってきました。
おみやげにサンタクロースの帽子をもらってきたようです。
サンタクロースに変身のブリチャンをご覧あれ!












ブリチャンの頭の上から雪が降るショーが1日数回あるそうです。
先日見に行くと運悪く他のイベントのために中止とのことでした。
残念!

2008年12月21日日曜日

OSAKA光のルネサンス(その6)

土佐堀川と堂島川に挟まれた中州の約3Km、
その東端と西端の約500mを除いた区間で開催されている
OSAKA光のルネサンス、毎日どこかで変化が見られるので
何度行っても発見がある。


このタンタクロースはABC朝日放送の玄関口にて発見、
ライティングが強すぎて写りはイマイチ!




京阪電車中之島線の中之島駅コンコースの電飾、
海中トンネルを彷彿させるブルー
壁面のLEDがタイル壁に反射して、しかも点滅して美しい




12/15にアップしたウエストライトパーク、阪大サテライトの
最上階にサンタクロースの電飾がお目見え


2008年12月20日土曜日

ドイツのクリスマス

連日大阪のクリスマスで食傷気味と思われますので
今日はドイツのクリスマスを紹介しましょう。
と言ってもドイツへ行ったわけではありません。
新梅田シティで毎年開催されているイベントです。

空中庭園のあるビルの下でドイツのクリスマスマーケットを模倣した
屋台がでていてドイツ人の留学生と思われる人がどこの屋台にもいます。
ドイツではお馴染みのグリューワインも売られています。

次々と色が変わっていくクリスマスツリー


メリーゴランドもあります

クリスマスツリーの下でライヴ演奏もしています


屋台では色々な物が売られています

OSAKA光のルネサンスと一寸雰囲気が違うクリスマス気分が味わえるのは
外国人が多く来ているからでしょうか。

2008年12月19日金曜日

OSAKA光のルネサンス(その5)

行く川のながれは絶えずして、しかも元の水にあらずとは
鴨長明の方丈記に出てくる一節ですが
OSAKA光のルネサンスに来る人は絶えずして、しかも元の人にあらず
毎夜これだけの人が来るのに驚きです。
かく言う筆者は地元とあって毎夜見に来ておりますが・・・




淀屋橋を潜る観光船、写真上部のネオンは御堂筋




水晶橋から観光船が出てくるところ



淀屋橋の船着き場

雪の結晶を形取った電飾(みおつくしプロムナードにて撮影)