2009年9月6日日曜日

大阪クラシック第95公演(9/5)

前日の83公演で多くの人を集めたダイビルでの公演、
今日は土曜日オフイスビルは休日である。
それにも拘わらず集まった人の多さに驚き、平日来れない人が
休日には是非参加したいと言う人が集まってきたのだろう。
開演15分前に到着して昨日の様子と違うのに驚き、
2階、3階の手すりに多くの人がもたれかかっているので
手すりが重さに耐えかねて落ちるのではないかと心配した
主催者側から「手すりに寄りかからないでください」と
アナウンスがあったほど。












今日の演奏曲目はビゼーのカルメンダイジェスト版、
お馴染みの曲を聴いている内にメゾソプラノの声がダイビル
の3階まで吹き抜けのロビーに響き渡る。

アンコールで再度出てきたカルメンは踊りながらエスカレーター
で2階へ、更に3階へ・・姿が見えなくなり大植監督が「カルメン
帰って来てくれ」と叫んでいる様子が上の写真である。




しばらくしてカルメンはエレベーターで帰還、聴衆に挨拶をして
コンサートは終了。

大阪クラシック第100公演(9/5)チケット配付

あっという間の1週間、毎日朝から夜まで会場を梯子して
きた大阪クラシックも今日が最終日。
この日の最終公演(第100公演)のチケットが朝8時(公演開始は夜8時)
から市役所前で配付。
これを手に入れるために長蛇の列、初日第1公演も同様のチケット配付
方法であったが、第一公演終了後1番に来た人へインタビューがあり、
その人が朝5時に来たと答えた。それに刺激され最終チケットを得るための
出足が速くなった。
初日は7時に並んで130番目であったが、最終日は同じ時間に到着すると
すでに400番になっていた。
後で聞いた話であるが徹夜組が15人もいたそうだ。
座席600名、立ち見席200名の計800人のチケットも配付開始時刻には
すでに予定数以上の人が集まっていた。
年々高まる人気、来年はどうなるのだろう。
9月と言えどもまだまだ暑い時期、大阪クラシックを制するにはまず
体力造りが 必須要件である。

2009年9月5日土曜日

大阪クラシック第83公演(9/4)

第83公演は新装なった中之島ダイビル
開演1時間前にすでに聴衆が1階ロビーに座り込んで
待っている。
ダイビルとしても初めてのイベント、どんどん集まってくる
人に警備員は右往左往している。



会場ロビーがリハーサル会場でもあったので、リハーサルの
見学もしようと余計に人が集まってくる。











さて、この写真は何でしょう?
2階ロビーの柵のメッシュ越しに座り込んで待っている人たちです。




メッシュをとればこうなります。
皆さん待ちくたびれています。





今や遅しと開演を待つ人。
コントラバスが寂しげに横たわっています。



3階まで吹き抜けになっているロビーにはぎっしりの人・人・人




ようやく演奏が開始されました。
ベートーヴェンの七重奏曲です。

2009年9月4日金曜日

大阪クラシック第62公演(9/3)

第62公演の会場は関電ビル、昨年までは御堂筋に面した
ビルのみで開催されていたが、今年は中之島線の開通で便利
になった大川の両岸に建つビルでも開催されることとなった。
とりわけ関西電力は大阪フィルに対して色々な協力をされている
会社で、今回の開催も是非関電ビルでという申し入れがあり
実現の運びとなったようだ。

関電1回ロビーの一角に設けられた演奏会場、たまたま上階で
食事を済ませエスカレーターで降りてくるときにリハーサルの音が
聞こえ、2階から覗いてみるとこのような写真が撮れた。



楽器入れがあちこちに散乱しているのも気にせず
最後の調整に余念のない出演者の人々。



出演者はピアノ 浅川晶子さん、ヴァイオリン 鈴木玲子さん
コントラバス 松村洋介さん、クラリネット 田本摂理さん
トランペット 秋月孝之さん、オーボエ 浅川和宏さん
演奏曲はヒンデミットのオーボエソナタと五重奏曲
さらにアンコールとして浅川夫妻による
アンナ・マグダレーナのためのメヌエットが演奏された。

2009年9月3日木曜日

大阪クラシック第45公演(9/2)

第45公演はブラームスのクラリネット・トリオ
これを吉田陽子さんの強い思い入れでヴィオラで演奏された。
また、ピアニストはベルギーで活躍されている水本桂さん。

クラリネットの替わりにヴィオラという強い思いが吉田さんの
演奏に如実に現れていて実に素晴らしかった。




この写真は演奏終了後、殆どの聴衆が帰った後に撮影した。
左から吉田陽子さん、水本桂さん、チェロの石田聖子さん。

大阪クラシック第30公演(9/1)

8/30(日)から始まった大阪クラシック、
朝10時から夜10時まで忙しく大阪市内を駆けめぐり
家に帰ればグロッキーでブログをアップする余裕はなし。
今朝出かける前に表記公演が銃声パターンと違い印象深かったため急ぎ報告。

プログラムには大植剛典とあり大植さんの甥であることは知っていた。
しかし、それ以外の情報は何もなく興味津々だった。
さて、会場のロイヤルホテル1Fメインラウンジ、開演2時間前から行列が
出来ていたそうだ。



席について今や遅しと待つ人々。




開演時間になると飛び出してきたのは何と大植英次氏、
いきなりピアノ演奏です。



そしてそこに現れたのが甲家もて太(大植剛典氏)
何でも神戸大学在学中で落研に所属し、ここで落語を一席と
言うことである。

大阪クラシックで落語(?)と思われた方は多いはず・・・
しかし、この落語とクラシック演奏のコラボレーションは素晴らしかった。
古典芸能と古典音楽というのは実に相性が良かった。
もっとも落語の内容に合わせた選曲(大植剛典氏)とそれを演奏する
演奏者(大植英次氏)の技量との相乗効果があったことは言うまでもない。






落語の出し物は「延陽伯」
なかなかのものであった。




最後は連弾で締めくくり。

落語とクラシック音楽のコラボ、来年も是非取り上げて欲しい
プログラムである。

可能ならば天満の繁昌亭でと思ったが、客席が250では
ちょっと少なすぎるか・・・

2009年8月31日月曜日

大阪クラシック始まる(8/30)

待望の大阪クラシックの幕開けだ。

今年のテーマは"B"
これについての詳細は以下のアドレスをクリックしてご確認を!
http://www.osaka-phil.com/os_classic/2009/

第1公演は11時から大阪東銀ホール(淀屋橋)
その入場券が朝8時から市役所前で配付、そのチケットを
得ようと一番に並んだ人は早朝5時に市役所前に着いたそうだ。




7時半頃に並んでいる人の様子。



第1公演は大阪相愛学園、大阪音楽大学及び大阪フィルメンバー
との共演。
メンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」
チャイコフスキーの「クルミ割り人形」から数曲
将来の音楽家がプロに混じって熱演、指揮者大植英次氏から
無言で褒めるサイン、物足りないというサイン、演奏者は必死だ。
何しろ世界の大植先生の指揮で演奏が出来るまたとないチャンス、
学生の演奏にも力がこもる。
(演奏中の撮影は禁止)



大阪市の平松市長も壇上に上がり挨拶。



第12公演のリハーサル風景
ヴァイオリン 三瀬麻起子さん
ヴィオラ   小野真優美さん




本番で曲の解説をしているところ。





演奏が終わって大植音楽監督からねぎらいの挨拶。


本日の最終公演はフェニックスホールにおいて
長原幸太氏のヴィオリン独奏、
バッハ 無伴奏ヴィオリンソナタ第3番
イザイ 無伴奏ヴィオリンソナタ第2番
松下功 マントラ
ミルシテイン パガニーニアーナ
以上4曲、初めて聴く曲ばかりであったが、間近に見る長原幸太氏の
演奏、その技巧の素晴らしさに驚いた。

演奏中の撮影は禁止、ホールによっては全て撮影禁止もあり、
ここに掲載する写真はリハーサル風景、あるいは演奏開始直前・直後
の写真しか掲載できないことをお断りしておく。