2018年6月4日月曜日

竹中大工道具館(その2) (Takenaka Carpentry Tools Museum-Part2)

建物の外観については(その1)で説明のとおりである。
いよいよ建物内部に入ってみよう。
扉を開けると眼前に「藤井厚二の木造モダニズム建築」の特別展が目に飛び込んでくる。
受付で入場券を購入しここから見学のスタートだ。
入場券も洒落ていて鉋を形どっている。


「藤井厚二の木造モダニズム建築」は撮影禁止なので写真はない。
「聴竹居」の実物大模型が写真と現物で展示されている。
大山崎に建てた実験住宅5棟の説明、日本と海外の気候風土の違いを知った上で日本建築にこだわった様子がよくわかるような資料が展示されている。

特別展を見終わって大工道具の展示がしてある地下へと下りる。
地下といってもロの字型構造の建物は真ん中から光が差し込み地下ということを忘れさせる。(その1参照)

展示室を詳細に見てみよう。
まずは大工道具の数々が展示されているところ




今はほとんどが機械により加工されているののを色々な
道具を工夫して手加工していた様子がわかる。













角柱から円柱に加工する方法を説明してある


神社仏閣の構造もよくわかるように展示されている












 法隆寺の五重塔の模型 



透かし彫りの襖の展示 



 日曜日ということもあってか、見学者は次々に訪れる

ドイツの彼方此方で見られる木組みの家の構造も展示してある








 まだまだ展示してあるが、これ以上知りたい人は現地を訪れ自分の目で見てほしい。
きっと感動されることだろう。




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