金福寺の案内標識に誘われて行ってみた。10段ほどの
石段の先には歴史を伺わせる山門が見える。
ここは864年に創建された寺である。
一時期は荒廃していたそうだが江戸時代に再興し
今日に至っている。
この寺は俳人芭蕉・蕪村が立ち寄ったことで有名である。
境内には芭蕉庵と呼ばれる庵があり芭蕉亡き後数十年を経て
荒廃した庵に蕪村が訪ねてきて再興した。
境内には蕪村の墓がある。
山門を覆うモミジの紅葉
山門を境内から見たところ
本堂縁側の庭
モミジと山茶花が美の競演
芭蕉庵
庵の周りは紅葉で彩られている
山の中腹に建つ庵の窓から京都市内が一望できる
茅葺きの屋根を覆う紅葉
蕪村が詠んだ秋の句
小春日和の暖かさで猫も縁側でひなたぼっこ
猫と遊ぶ参拝客
手水鉢にも秋
詩仙堂へ行く前に横道にそれて訪れた寺であったが
紅葉真っ盛り、モミジの葉が一枚また一枚と落下
するのを見ていると蕪村ならずとも一句詠みたくなる
心境にさせる静かな場所であった。
0 件のコメント:
コメントを投稿