最近アブラゼミの数が減少していて鳴き声も滅多に聞けない。
その原因は8/2付けの日経新聞に詳細が説明されている。
そのアブラゼミが昨日我が家のベランダに置いてあるバケツの中に
落ちていた。死んでいるのかと思って取り上げるとかすかに足を
動かしている。
暑いので時々霧吹きで水を掛けると足を動かすので死んではいない。
しかし、夕方になると動かなくなったので死んだと思いゴミ袋に入れておいた。
そのゴミ袋には枯葉、花殻等々を入れセミはゴミの中に埋もれていた。
今朝、ゴミを棄てようとベランダにゴミ袋を取りに出ると、何と死んだと
思っていたセミがゴミの中からはい出してきていた。
再度ゴミの中から取りだし朝顔の葉陰に止め霧吹きで湿らしてやった。
しかし、そのままじっとしていた。
おなかが空いているだろうと思い砂糖水を作り、ヨーグルトの蓋に入れ
そこへセミを置いた。
しばらくするとベランダでカサカサとセミの羽が動く音がする。
ベランダに出てみるとヨーグルトの蓋の中から出て飛ぼうとしていたようであった。
そこで細い棒にセミを止まらせ空に向けるとセミは元気よく大空へ向かって
飛んでいった。
昨日死んだと思って直ぐにゴミ処理をしていれば生きたセミを殺すところであった。
本人が生きていると意思表示が出来ない小動物でさえ適切な介護をすれば
生きながらえることがあるという 現実を経験した。
先日国会で審議されていた脳死判定の難しさを改めて思い出した。
砂糖水の入ったヨーグルトの空き蓋。
砂糖水を飲んで元気が出たのか少し動き出した。
この後元気に飛んでいった。
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