2009年7月1日水曜日

まぼろしの薩摩切子展



6/24神戸市立博物館で開催中の薩摩切子展へ行った。
切子というのは現代風に言うとカットグラスのことである。
19世紀にこのような美しいガラス器が造られていたことは
驚きです。

ヨーロッパの作品に見られるようなグラインダーで加工する方法とは異なり、
一本一本の溝を金剛砂で磨いて作り上げたのは見事というしかありません。

このときの技術が今の精密金型の製作に伝承されている部分があると思いました。
また、色つけの技術も素晴らしいものです。

百聞は一見にしかず、時間のある方は是非見に行ってください。

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