2011年11月5日土曜日

ベーゼンドルファー1920 演奏とお話

大阪大学創立80周年記念スペシャル「芸術する学問」
と銘打って大阪大学会館講堂でベーゼンドルファーに
関する話と演奏があった

場所は阪急石橋駅から徒歩15分、待兼山の山中にある
大阪大学会館は1928年に建てられた建物をリニューアル
したばかりの綺麗な会館である

会館の近くにある池と木々の葉が午後の太陽に透けて美しい








丘の上にあり建物の特徴を写せる場所がなく
ありふれた外観写真になった





講堂の内部(調律をしているところ)


アールデコ調の建物は窓外の緑と相俟ってきれいだ


まもなく開演です





階段踊り場の窓外に目をやれば大阪空港方面が見える





阪大伊東教授による挨拶があり、この講堂になぜベーゼンドルファーの
ピアノを設置することになっかの説明があった
詳細は以下の通り


このピアノを演奏するのピアニストは小坂圭太氏

演奏曲目は

シューベルト:ピアノソナタ ニ長調(Op.53,D850)
バルトーク <ミクロコスモス>より 144番 133番
ジョルジェ・エネスク:ピアノソナタ 第三番 ニ長調 

荒々しいじゃじゃ馬のような音と繊細な音を併せ持った
ピアノで演奏する人の技量により良くも悪くもなる楽器の
ような印象を受けた

伊東教授と小坂氏の対談でむかしのピアノは工場で完成したときから
演奏者によって馴らされていきそのピアニストにあった音色になるようにしてあったが
今のピアノは工場で量産され、出荷時が最高の音質になるようにしているという
話が印象的だった 






0 件のコメント: