2010年11月24日水曜日

毛馬閘門

明治18年の大水害をきっかけに淀川の大改修の
運動が起こり明治29年より工事が開始された。
それまでは現在の大川が淀川として海に注いでいた。
しかし、度重なる水害から守るための方法として
毛馬から現在の淀川へと水流を変える大工事が提案された。
この工事を完成させるために陣頭指揮をとってきたのが
大橋房太郎という人物だ。
途中日露戦争で工事が中断された時期もあったが
完成したのは明治42年。
この人の生涯については「淀川の治水翁」という本に
詳しく書かれている。
この本を読み改めて毛馬閘門を見学してきた。

毛馬閘門周辺の河川敷公園


堤防の桜の葉が紅葉し始めています



明治42年に完成した閘門を原型のまま保存されている



堤防にたつ標識



現在は使用されていない閘門


現役の閘門の向こうに大川の流れが見える





淀川と河川敷公園
遠くの高いビルは十三方面


淀川の放水量調整はここでしている


手前に流れてくる川が閘門を通って大川へ流れる


与謝野蕪村生誕地の碑
蕪村は毛馬の生まれだった



ここは野鳥の宝庫でもある








オオバン





バン

ここへ来るとバードウオッチングが十二分に楽しめる





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